小山郷六斎念仏 @干菜寺(京都市左京区)
2017年 08月 25日
先日、御霊神社で初めて六斎念仏の奉納を見てすっかりハマり、早速こちらのお寺さんにも行ってきました。
重要無形民俗文化財に指定されている六斎念仏は、笛・鉦・太鼓ではやし、念仏を唱えながら踊る民俗芸能。毎年お盆を中心に精霊送り、六地蔵巡りなどの行事に併せて奉納されている。
京都では六斎念仏が展開する過程で、念仏本来の姿を伝える「念仏六斎」と、念仏から離れ娯楽要素の強い「芸能六斎」の2系統に分かれる。
芸能系は「空也堂(光勝寺極楽院)」、念仏系は「干菜寺(ほしなじ)」が拠寺に。
19:30~田中村の念仏六斎、20:00~小山郷の芸能六斎と時間が遅いので、午後から京都入りして数ヵ所立ち寄ったあと、早めの夕食に京阪三条駅そばの「篠田屋」さんへ。
場所柄、京都散策の出発地や終着地になるので、なかなかここで食事するタイミングがつくれなかったけど、この日はやっと訪問。
中へ入ると、想像通りの昭和テイスト。ゆる~い時間が流れています。初訪なので、まずは名物の「皿盛」¥650
見た目はカツカレーっぽいですが、全然違う食べ物です。和風だしの香りがしっかりします。ライスとカツにかけられた「あん」の量がスゴイです。
食べると、あんのドロッとした粘度を強く感じます。味付けのカレー粉は、それほど主張していません。カツが揚げたてで、サックリ美味しいです。
店内にいたお客さんは、コレか中華そばを食べてる方がほとんどでした。
店を出て、少し早目に向かいます。場所は京阪出町柳駅からすぐ。
門前にある石碑
当時の様子も石碑になってます。
会場の本堂へ上がらせてもらいます。
太鼓や三段の碁盤など、見覚えのあるセッティングです。このアングルの左手に仏さんがいらっしゃって、手前の座布団席で念仏六斎が行われる。
重要無形民俗文化財に指定されている六斎念仏は、笛・鉦・太鼓ではやし、念仏を唱えながら踊る民俗芸能。毎年お盆を中心に精霊送り、六地蔵巡りなどの行事に併せて奉納されている。
京都では六斎念仏が展開する過程で、念仏本来の姿を伝える「念仏六斎」と、念仏から離れ娯楽要素の強い「芸能六斎」の2系統に分かれる。
芸能系は「空也堂(光勝寺極楽院)」、念仏系は「干菜寺(ほしなじ)」が拠寺に。
19:30~田中村の念仏六斎、20:00~小山郷の芸能六斎と時間が遅いので、午後から京都入りして数ヵ所立ち寄ったあと、早めの夕食に京阪三条駅そばの「篠田屋」さんへ。
中へ入ると、想像通りの昭和テイスト。ゆる~い時間が流れています。初訪なので、まずは名物の「皿盛」¥650
食べると、あんのドロッとした粘度を強く感じます。味付けのカレー粉は、それほど主張していません。カツが揚げたてで、サックリ美味しいです。
店内にいたお客さんは、コレか中華そばを食べてる方がほとんどでした。
店を出て、少し早目に向かいます。場所は京阪出町柳駅からすぐ。
門前にある石碑
当時の様子も石碑になってます。
会場の本堂へ上がらせてもらいます。
太鼓や三段の碁盤など、見覚えのあるセッティングです。このアングルの左手に仏さんがいらっしゃって、手前の座布団席で念仏六斎が行われる。
実際には「鉦講(かねこう)」と呼ばれ、ゆったりとしたリズムの鉦の音が、念仏の合い間に響きます。
座椅子が並べられた客席はこの手前にあり、かなり近いです。天井も低いし、獅子舞 迫力ありそう!
厳かな鉦講のあとは、にぎやかな芸能六斎へ。
三つ巴紋が描かれた「ドンドン太鼓」の四重奏
四人のこの動きがいいです
腰をおろして打つこの姿勢もカッコイイ。けっこう大変そうやけど。
立ったり、回ったり、多様な振りが魅せます。
こんなサラシの舞も。
紋のない白い革面を細いバチで打つ太鼓は「カン太鼓」と呼ばれる。
勢いよく打って、高音を鳴らします。
「猿まわし」、この日もコミカルに暴れてます。
ほのぼの~
最後はお待ちかねの獅子舞。まずは太鼓の「獅子の曲」で盛り上げます。
動き激しー!
そして、登場! ユッサ、ユッサと体を揺らし、暴れます。
早速、逆立ち! 絶好調です!
ひとしきり魅せてくれたら、おすましポーズ。(体勢は大変そう・・・)
目を左右に動かし客席を見渡し、耳を時折パタパタ。 かわい~♡
案内の方の「ではこれから客席を回りま~す」の合図で、噛み噛みタイム。獅子舞に頭を噛んでもらったらいいことあるみたいです。
先日の御霊神社に続いて2回目ですが、もちろん頭を差し出して、ガブリといってもらいました。
そして、緊張の「三段碁盤乗り」
中を団扇であおいでもらって、エネルギーチャージ中。
さぁ、前足係さんが上がりました!
後ろ足係さんもOK!(天井に着きそう・・・)
そして、盤上で逆立ちも! 下でお二人がしっかり支え、緊張感みなぎる。
そこからの~ でんぐり返ししながら、無事着地!
成功の舞で跳ねたあとは、しばし休息。
それもつかの間、土蜘蛛の登場! 相変わらず金ピカの豪華衣装です。
絡み合います!
蜘蛛の巣をシャーッと、次々まかれながらも・・・
逆立ち!
なんとか土蜘蛛退治に成功! へたります・・・ 蜘蛛の巣まみれ。太鼓で囃します。
復活ー!
最後はみんなで、ごあいさつ。
拍手喝采です!!!
もう好きすぎて、獅子というよりアクロバティックなゆるキャラに近い感覚で見てしまいました・・・
終わっても皆さん名残惜しく、楽器に近寄ってマジマジ見たり、演者さんたちに話かけたり、なごやかなムードでした。
数日経って、ブログを書いてる今でもふと思い出してホッコリできる、えぇ感じのひとときでした。
座椅子が並べられた客席はこの手前にあり、かなり近いです。天井も低いし、獅子舞 迫力ありそう!
厳かな鉦講のあとは、にぎやかな芸能六斎へ。
三つ巴紋が描かれた「ドンドン太鼓」の四重奏
四人のこの動きがいいです
腰をおろして打つこの姿勢もカッコイイ。けっこう大変そうやけど。
立ったり、回ったり、多様な振りが魅せます。
こんなサラシの舞も。
紋のない白い革面を細いバチで打つ太鼓は「カン太鼓」と呼ばれる。
「猿まわし」、この日もコミカルに暴れてます。
ほのぼの~
最後はお待ちかねの獅子舞。まずは太鼓の「獅子の曲」で盛り上げます。
動き激しー!
そして、登場! ユッサ、ユッサと体を揺らし、暴れます。
早速、逆立ち! 絶好調です!
ひとしきり魅せてくれたら、おすましポーズ。(体勢は大変そう・・・)
案内の方の「ではこれから客席を回りま~す」の合図で、噛み噛みタイム。獅子舞に頭を噛んでもらったらいいことあるみたいです。
先日の御霊神社に続いて2回目ですが、もちろん頭を差し出して、ガブリといってもらいました。
そして、緊張の「三段碁盤乗り」
さぁ、前足係さんが上がりました!
後ろ足係さんもOK!(天井に着きそう・・・)
そして、盤上で逆立ちも! 下でお二人がしっかり支え、緊張感みなぎる。
そこからの~ でんぐり返ししながら、無事着地!
成功の舞で跳ねたあとは、しばし休息。
それもつかの間、土蜘蛛の登場! 相変わらず金ピカの豪華衣装です。
絡み合います!
蜘蛛の巣をシャーッと、次々まかれながらも・・・
逆立ち!
なんとか土蜘蛛退治に成功! へたります・・・ 蜘蛛の巣まみれ。太鼓で囃します。
復活ー!
最後はみんなで、ごあいさつ。
拍手喝采です!!!
もう好きすぎて、獅子というよりアクロバティックなゆるキャラに近い感覚で見てしまいました・・・
終わっても皆さん名残惜しく、楽器に近寄ってマジマジ見たり、演者さんたちに話かけたり、なごやかなムードでした。
数日経って、ブログを書いてる今でもふと思い出してホッコリできる、えぇ感じのひとときでした。
by ystsushin
| 2017-08-25 00:21
| 京都の歳時記
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