松尾祭 おいで <船渡御>

<出御>のつづき

桂川にかかる桂大橋から、上流側風景
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川と山の景色を見ているだけで、気持ちいい。

松尾大社を出発した神輿は、しばらく地上を巡幸したあと、今度は川を渡ります。
忙しいです。桂離宮そばの河原から船に乗せられ、棹を突きながら(風にも流されながら)
手漕ぎで向こう岸へ。文字通り風流な光景。
あまりにフツーに粛々と見えるのが、逆にスゴイです。

次の神輿の到着を見るために、河原へ下ります。

やってきました。
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なんの躊躇もなく、そのままズブズブと川へ入っていきます。
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いくら暖かくなったとは言え、まだまだ水は冷たい。

そばでは3艘の船が待機。 かっこえぇ~。
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(橋の上はすごいギャラリー)

そのうちの1艘が、帆先から神輿の下へ潜り込みます。
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船頭さんが寝そべって、グイッと神輿を引き寄せます。
お~!と歓声があがります!!!

無事に船に乗せられた神輿は、担ぎ棒も付けられたそのままの姿で対岸へ。
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旗をたなびかせ、船の上でも扇子で音頭を取る姿は
もう現実の世界には見えません。
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そのあいだに、担ぎ手さんたちは残りの2艘の船で追いかけます。
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全員が乗り切らないときは、ピストン送迎。

橋上から
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こちらはモーターをフル稼働

到着したら・・・
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待ち構えている神輿の元へ・・・
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急ぎます!
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そして、またズブズブと入水
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神輿を担ぎ上げます
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そのまま橋の下流側の河原斎場へ移動。

神輿が橋の下をくぐるときは
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神輿が向こう側へ抜けるまでの間、通過地点付近の橋の上では
人も車も通行を止められます。
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神様の上を通るなんて、恐れ多いから。

このように、神輿が次々に河原へやってきては、川を渡ります。
船に乗せるところ、橋の上から、船からあげるところ、と最初は移動しながら
観賞してましたが、途中からは川辺に腰をおろし、静かに眺めることに。見飽きません。

七社勢揃い
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壮観!!!

ほどなくで、神饌献上の儀式
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担ぎ手さんたちも食事&休息で、エネルギー・チャージ
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さあ、御旅所へ向けて
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出発です
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つづく



by ystsushin | 2017-04-27 23:53 | 京都の歳時記 | Comments(0)

   四季折々のお出かけ記録です


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